ラッセルの幸福論 不幸になりたがる人々
ラッセルの幸福論 不幸になりたがる人々
ご訪問頂きありがとうございます。
本日は「漫画で分かるラッセルの幸福論」から、不幸になる要因を紹介していきます。
不幸になる要因として、「罪人」、「ナルシスト」、「誇大妄想狂」の3タイプがあります。この3タイプに加えて、「悲劇の主人公」について紹介していきます。
僕が哲学の入門書を買いあさっている際に購入したのが、「漫画で分かるラッセルの幸福論」でした。哲学書に関しては僕が精神的にダメージを追って、なんか人生について考えたいなーと考えている際に、だったら哲学について勉強しようと考え、買いました。
何で哲学書だったかというと、様々な偉人を通して色々な考え方を見ることが出来ると考えたからです。
っていうのは後付けで、哲学って人生って感じがするのと哲学者の名言が心に響いたからです(笑)
本日の紹介内容は以下の通りです。
紹介内容
・ 不幸の最大の要因は「自分に夢中だから」
・「悲劇の主人公」を卒業し、幸せを取りに行こう
・ 不幸の最大の要因は「自分に夢中だから」
・ 自己に没頭し、自分から不幸になる3つのタイプ
ラッセルによると、不幸を感じる最大の要因は、自分ことばかり考えているからです。(自己没頭)
自己没頭に陥りやすいタイプとして、「罪人」、「ナルシスト」、「誇大妄想狂」の3タイプがあります。
・ 罪人・・・罪の意識にとらわれた人。「自分はこうあるべき」との理想像とあるがままの自分の姿のギャップの狭間で苦しみ、自分を責め罪悪感を抱く人。
幼少期に教えられた、不合理な道徳や禁止令が無意識に深く植え付けられている場合が多い。
幼少期の頃から一流の大学・企業に入るのが良いと親に刷り込まリ、生活を規則正しく管理されスポーツや遊びを管理された結果、大人ねなっても遊ぶこと、楽しむことに罪悪感を覚えてしまった人などがその典型。
・ ナルシスト・・・「賞賛されたい」との気持ちを過度に強く持っている人。世間に対する関心が「世間に賞賛されたい」というだけの人。
結果的に自分の可能性を制限しており、刷り込まれた罪の意識が裏返しとなり、表されてるとも言える。自身のなさ、虚栄心が原因の場合もある。
・ 誇大妄想狂・・・権力を持つことを好み、恐れられることを求める人。人の上に立ち、人を動かすことが喜びである人は、職場でもプライベートでもワンマン主義になりやすい。その地位は永遠には続かないし、それでも動かせない人がいるので、心の平穏に至りにくい。
歴史上の人物では、アレキサンダー大王やナポレオンなどが挙げられます。権力欲は正常な人間の一部でもあるが、行き過ぎると不幸をもたらします。
・「悲劇の主人公」を卒業し、幸せを取りに行こう
・ 幸福になる第一歩は、幸福になる意思を持つこと
「どうせ私なんて」と卑屈になって行動せず、「私の人生生きがいなんてない」と嘆いている人が周りにいないでしょうか?
自分で勝手に作った世界観に閉じこもり、「この世は不幸だ」などと不平不満ばかり漏らしている人なら、幸せを感じられなくて当たり前。特に不幸なことに誇りを感じている人は、「私はかわいそうな人間です」と振る舞うことで、他の人から気を引きたがっている。
必要なのは、「私は幸福な生き方をするのだ」との強い信念を持つことです。
・ 自分の殻から脱出し、新しい選択をしおう
何かに挑戦したり行動を起こしたりし、満足の行く結果が出せないことは、しばしある。この際、理由を分析し、次にどう生かし行動すると考えるのと、「やっぱり無理だった」と自分の可能性に限界を作り、引きこもってしまうのでは、幸福か不幸かという点で、まったく違う人生を辿ることになるだろう。
分かれ道に遭遇した時、選択肢があるのにも関わらず不幸な道を行くのは残念なことです。幸福になるか不幸になるかは本人しだいです。
マイナス思考により負のスパイラルに迷い込むのではなく、くよくよ考えることをやめ、前向きな行動を起こすことを考えましょう。
幸せを待つのではなく、自分から掴み取りに行く意識が大切なのです。
・まとめ
いかがでしょうか?
・ 自分から不幸になる3つのタイプ
・ 幸福の第一歩は、幸福になる意思を持つこと
・ 幸せは待つのではなく、掴み取りにいこう
というような紹介をさせて頂きました。
卑屈にならず、とにかくアクションを起こすことが、幸福になることへの第一歩
なんだなーって感じました。
・ ニーチェの記事紹介
下記のリンクは「飲茶の最強のニーチェ」という記事です。
紹介内容は以下の通りとなっており、今ある価値観を見つめ直し、強い意思を持って生きようということを書いています。
「自分はこうあるべきだ」といった価値観や「どうせ自分なんて」という価値観を見直すのに有効かと感じます。
紹介内容
・背後世界
・奴隷道徳
・超人
最後までお読み頂き、ありがとうございました。