ときどき旅に出るカフェ 5分で読める紹介と感想
ときどき旅に出るカフェ
こんにちわ!
今回紹介させて頂くのは近藤史恵さんの「ときどき旅に出るカフェ」です。こちらの作品は 「世界一不幸ではないけれでど なんとなく憂鬱・・・なあなたに そっと寄り添うカフェ、オープン」 というフレーズに惹かれ読み始めた短編集です。今回の紹介内容は以下の通りとなっております。
紹介内容
・ あらすじ
・ キャラクター紹介
・ 感想
・ オススメポイント
・ あらすじ
恋人がおらず一人で気軽な生活に満足しているが、どこかその生活に憂鬱感じている37歳の奈良映子。特別不幸でもなく、かといってドラマティックなことが起こりそうもない毎日をすごす映子が見つけたのが、日当たりが良い一軒家のカフェ。
そのカフェでは店主の葛井円が旅先で見つけた異国のスイーツ(苺スープ、ロシア風チーズケーキ)などを再現し提供している。
この小説は異国のスイーツを楽しみながら、映子の身の回りで起きる小さな事件を解決して短編集です。
・ キャラクター紹介
・奈良映子
この世で一番好きな場所は自宅のソファー。37歳独身と周りの人から見たら羨ましがられる状況ではないが、一人身の楽な生活で自宅にいるときに幸福感を感じている。しかし、今の日常に幸福感と同時に憂鬱感も感じている。
・葛井円
映子の見つけたカフェの店主。外国に行くことが好きで、毎月1日~8日までカフェを休みにしており、そこで見つけた料理をカフェで提供している。カフェのコンセプトは「旅に出られるカフェ」という楽しそうなテーマになっており、映子が持ってくる事件を解決することが多い。
・ 感想
起こる事件に大きいものがなく、書き方もシリアスな感じではないため、リラックスしながら、異国のスイーツとミステリを楽しむことが出来ます。生地にチョコレートとココアが混ぜてあるロシア風チーズケーキが食べたくなりました(笑)
また、一つ一つのお話が短いのでサクサクと読むことが出き、少ない時間で小説を読んだという気分になれます。
そのため、小説を読もうと思ってるけど読めていない人や、憂鬱な気分な時にオススメの小説です。
・ オススメポイント
・ 料理の描写が詳しく書かれており、どんなスイーツなのか想像が出来るので、異国の料理とミステリを楽しむことが出来ます。
・ 日常を舞台にした小さな事件を解決しながら、異国のスイーツを知ることが出来て、心地よい何となく憂鬱な気分を晴らすことが出来ます。
・ 一つ一つのお話が短いのでサクサクと読めて爽快感を感じることが出来ます。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました!