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読書について

今この瞬間の喜びを感じる 麦本三歩の好きな物 感想

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こんにちは!

 

今回は住野よるさんの「麦本三歩の好きなもの」を読んだ感想となっております。

 

目次

 

 

・あらすじ

 チーズ蒸しパンやブルボンが好きな図書館に勤めている女性麦本三歩(むぎもとさんぽ)。このお話ではドラマのような劇的なことは起こらない。その代わりに麦本三歩の日常生活が描かれており、休日や仕事を通して麦本三歩が抱える悩み事や日々の中で見つける幸福についてなど、麦本三歩が考え感じることを小説を通して体験できる作品です。

 

・感想

 

・麦本三歩は好きな物が多い

 

  麦本三歩には好きな物が多い。それは、仕事帰りに食べるおにぎりや休日に食べに行くたい焼き屋さんなどの飲食系。それ以外にも出勤前に作れた隙間時間や散歩など色々な物があります。

 

 

・麦本三歩は日常の一瞬から楽しみを見つけることが出来る

 

 三歩の心の中は基本的にユーモアにあふれているため毎日が楽しそうに見える。さらにありふれた物の中に好きな物がたくさんあるため、読んでいて常に楽しそうに生活を行う三歩が伺える。

 

 その為、殺人事件や魔王を倒すといったドラマティックなことは起こらないけれど、一瞬一瞬を三歩が無意識のうちに楽しんでいるように感じました。

 

・麦本三歩は前を向いている

 

  三歩は仕事で失敗をした後でも、帰り道に食べるおにぎりの美味しさでハッピーな気持ちになれます。一つ一つの悩みに向き合い逃げずに解決しようという気持ちを持っており、失敗した嫌な気持ちを他の楽しいことで忘れることが出来てるんだなと感じました。

 

 

・最後に

 

・普段意識しにくい今この一瞬の日常を楽しむことの素晴らしさ

・嫌ことから逃げずに向き合い、解決したとは気持ちを切り替えて日々を楽しむ

 

このようなことが人生を楽しむコツの一つなのかな~と感じました(*^^)v

 

最後までお読みいただきありがとうございました(*- -)(*_ _)ペコリ