bmaikuのブログ

bmaikuのブログ

読書について

アナと雪の女王 だいじょうぶ。私は、私のままで生きる 感想 エルサ編

吹雪に見舞われるメタセコイヤ木々

アナと雪の女王 だいじょうぶ。私は、私のままで生きる 感想 エルサ編

 

こんにちわ!

 

ご訪問頂きありがとうございます。

 

今回紹介する本は「アナと雪の女王 だいじょうぶ。私は、私のままで生きる」です。この本ではアナと雪の女王に出てくる登場人物をモデルに、映画のワンシーンから幸せに生きる方法を考えていきます。

 

今回はエルサをモデルに幸せになる方法を紹介していきます。紹介内容は以下の通りになっております。

 

紹介内容

 

・エルサ

 

・完璧じゃなくて良い

・太陽の光をあびる

・自分を大切にする

・負の感情をため込まない

・居場所を見つける

 

 

・エルサ

 

・感想

 

 

 

・エルサ

夕日が照らす大雪原

 

 アレンデール王国の21歳の王女。思慮深く、物静かで優雅。生まれつき触れたものを凍らせ、雪を降らせる魔法の力を持つ幼い頃は妹のアナとともにその力を楽しんだが、アナに瀕死の重症を負わせて以来、ふたたび誰かを傷つけることを恐れて部屋に閉じこもるように。

 

人目を避け魔力を隠し、コントロールしようとしていたが、戴冠式のパーティーでアナとの言い争いがもとで魔力が暴走。王国を凍らせたまま雪山に逃げて雪の女王となる。

 

 

 

 

 

 

・完璧じゃなくて良い

エルサが自分を解放して歌い、世界的な大ヒットとなった「レット・イート・ゴ~ありのままで~」の英語詞の最後に「あの完璧なむすめは、もういない」というフレーズがあります。

 

つまりエルサは完璧であろうとして自分を苦しめていたのです。完璧とは「欠点や隙がまったくないこと」。きまじめなエルサにとって人を傷つける恐れのある魔力、国を治める女王として致命的な欠点だと思えたのでしょう。両親のアドバイスもあり、誰にも知られないように隠し続けました。

 

深刻さの度合いはさまざまでも、できればほかの人に見せたくない欠点は誰にでもあるものです。そして、いうまでもなく完璧な人間はいません。完璧でないからこそ人は成長したいと思い、自分を高めて行くことが出来るのです。

 

欠点や隙にこそ、その人独自の個性や魅力を育てる芽があると言えます。

 

 

 

・太陽の光をあびる

 エルサの魔力を隠すため、白の門は閉ざされ、アナとエルサは城の中で育ちました。映画のワンシーンにはないけれど、それでもアナは庭を散歩したり、花をつんだりして、太陽の光と親しんでいるでしょう。しかしエルサはほとんど部屋の中で過ごして来たと思われます。

 

最近は美白傾向でやたらと直射日光を嫌う傾向にありますが、適度な日光浴が心と体に良いことは科学的に証明されています。太陽の光には気持ちを明るくする、集中力を高める、骨を丈夫にする、免疫力を高めるという効力があるそうです。

 

憂鬱な時や落ち込んだときは外にでて太陽の光を浴びてみましょう。

 

・自分を大切にする

エルサは愛する妹を傷つけてしまった自分を責め、二度と傷つけないために自分の気持ちを押し殺してアナを遠ざけます。

 

妹が大切なため自己を犠牲にするのですが、結果的にアナに気持ちが伝わらずふたたびアナを凍らせ傷つけてしまいます。

 

本当の意味で相手を尊重し、大切にできるのは自分を愛し大切にしている人です。自分が大切ならば相手も同じように自分が大切だと分かるからです。エルサは自分を大切にしていなかったために、妹への愛し方を間違えたと言えます。

 

自分を責めたり、自分に犠牲を強いたりするのはやめて、自分を大切に。自分の良い所を見つけ褒めてあげましょう。自分は自分の一番の味方でなければいけません。

 

 

 

・負の感情をため込まない

エルサは取り乱すと魔力が暴走するため感情をコントロールしようと努力していました。そのため冷たい人のように見えますが、本当は豊で深い愛情の持ち主です。

 

しかし、愛する人に近づけない、楽しいはずの魔法の封印といったストレスが長年にわたり蓄積され、強大なパワーとなって爆発しました。

 

誰にでもストレスはあります。しかしため込んだマイナスが多いほど爆発も大きくなります。心や体が悲鳴をあげる前にこまめに発散しましょう。

 

ぐっすり眠る、大声で歌うなど自分なりの発散法を見つけてみてください。

 

 

・居場所を見つける

氷の宮殿を訪れたアナにいっしょ帰ろうと言われるエルサですが「私はひとりでここにいる。誰も傷つけずに自分自身でいられる」と返事をします。

 

ここで重要なのが「自分自身でいられる」という言葉。エルサにとってアレンデール王国の自分の部屋は、ありのままでいられる居場所ではなかったのです。学校や会社で自分が受け入れられてないと感じたり、安心して自由に振る舞えない時に私たちは「居場所」がないと感じる時があります。

 

ぎゃくに自分が自分自身を受け入れて、自分らしくいられればどんな場所を居場所になります。居場所とはじつは心の居場所なんです。

 

愛の喜びを知り、自分の力で人々を笑顔に出来た時、はじめて、アレンデール王国がエルサの大切な居場所になりました。

 

 

 

 

・エルサ

f:id:bmaiku:20200418192001p:plain


 

 

エルサは妹を傷つけた罪の意識魔力を認めてくれる人がいなかったため、自分の力を恐れ自己否定の感情を持つようになりました。隠していた力を解き放ちいったんは自分を肯定することが出来たのですが、無意識の内に王国を凍らせていたことを知ると、ふたたび自己否定と不安にとらわれてしまいます。

 

そんなエルサに必要だったのが自分の力を封じ込めて否定するのではなく、受け入れて良いことに使えると気づくことでした。そしてその力を使って人々の役にたったとき、エルサは本当の意味で自分を好きになることができたのです。

 

 

・感想

f:id:bmaiku:20200418192132p:plain

 

改めて読んでみるとエルサとアナの生い立ちはお互い辛いこともあるし、なにか一つピースが違えば状況は変わったのかなと思いました。

 

そんなアナとエルサというタイプの違う二人の、長所、短所知ることにより学ぶくことがいくつもありました。ありのままの自分を肯定し必要以上に自分を追い込まないことが、自分らしく生きるためには大切なのだなと感じます。

 

 

下記のリンクは「アナと雪の女王 だいじょうぶ。私は、私のままで生きる」のアナ編の記事です。よろしければご覧頂けると嬉しいです♪

 

https://bmaiku.hatenablog.com/entry/2019/11/05/002527?_ga=2.214027476.2129793812.1573132407-1298681532.1568949195

 

それでは最後までお読み頂き、ありがとうございます。