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読書について

また会いたいと思われる人の考え方のルール

洋書と一緒に置かれたANKERのスピーカー

 また会いたいと思われる人の考え方のルール

 

 

こんにちわ!

 

今回紹介させて頂くのは𠮷原珠央さんの『「また会いたい」と思われる人の38のルール』です。

 

今回紹介させて頂く内容は以下の通りです。

 

紹介内容

 

床に置かれた洋書

 

・考えか方のルール

 

・ 人生はたった1秒の反応で決まる

・ 「3K」を毎日表現しよう

・ 人には「笑い」よりも「感動」を与えよう

・ 自分のコンセプトを言える人になる

 

・感想

 

・考え方のルール

 

 

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・ 人生はたった1秒の反応で決まる

日常の中のちょっとした反応によって私たちの人生は積み上げられています。そして無意識の内に自分と相手に何かしらの反応による信号を送り続けています。それは危機的状況の中だけではありません。私たちは普段の人付き合いや、職場の中などにおいて、反応の連続で生活をしています。

 

たとえば、「おはようございます」、「ありがとうございます」。ありふれた会話の中にも「うん」、「はい」などのコミュニケーションと反応が、目の前に一人でも存在すれば発生します。

 

著者の𠮷原さんはイメージコンサルタントの仕事を通じて、「また会いたいと思われる」人の共通点は「反応が良い」ことだと気づきました。

 

たとえ付き合いが短くても、反応が良い人は30秒も話していれば分かるものです。その間の一秒一秒の反応が「また会いたい」と思わせる根拠になっていくのです。

 

与えられた時間の中で自分をどのように印象づけたいのか、相手に長々と語っている暇はありません。そのとき、そのときのとっさの反応で、相手はあなたがどんな人かを確実に判断しています。

 

 

「また会いたい」と思われる人は必ずしも社交性がずば抜けて高く、頭脳明晰でいつでも明るいといったわけではありません。共通点である「反応が良い」というのは思いやりを上手く表現できるということです。

 

またそう言いう人たちは相手やその場の空気について色々考えています。たとえば、「元気がない人」に対しては「おおらかさを持って挨拶できた」といった感じです。

 

反応というのは、相手や状況に合わせて意識的に行うべきであり、反応には目的を込めるべきです。仕事でもプライベートでも相手の気持ちと未来の関係を思い描き、理想的な状況を想像します。

 

自分が描く相手との理想的な状況は何なのか?そのためにはどのような反応をすべきか?などと自問自答の連続から見つけ出した答えの中から信頼は生まれます。

 

あなたの大事なお客様の相談に対して心から「それは大変でしたね」といえるのか「へーなるほど」と浅く反応するのかで、3秒後の両者の関係は変わるはずです。一つ一つの反応が人生を作っているのです。

 

 

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・ 「3K」を毎日表現しよう

3Kとは「感謝、感動、関心」のことです。人は誰でも自分の発言や行動に対して、常にこの3Kを相手から言葉や態度でちゃんと反応して認められたいと思っています。そのためには、会話の中で相手が(会話の内容、表情の動き、声の感じ)をよく観察することが求められます。

 

相手が何か言っても、あなたの反応が良くなければ、無反応と同じくらい悪い印象を与えてしまいます。しかし、「ありがとう!」、「嬉しいです!」と3Kを分かりやすく伝えられると、相手は良い気分になります。

 

・3Kの反応例

 

<キーワードを見つける>

 

ペットの話をする、自分の子供の話をしる等々・・・相手がどこに満たされたいの3Kの感情があるのか見つける。「成績は普通なんだけど、元気だけがとりがらの息子なんですよ」という話の中には「元気で育つように両親が愛情をかけている/のびのびとした環境を与えている」という事実が潜んでいるかもしれないので、そこで感動や関心の気持ちで反応する。

 

<返答の「ひと言」を工夫する>

 

「はい」だけでなく「へー」、「うわー」など抑揚とバリエーションを持って反応するだけで「あなたのその話は面白い」、「共感しています」というニュアンスに。話してに気分良く話せる環境を与えることで、3Kにより信憑性が生まれます。

 

<うなずきに変化をつける>

 

会話の内容や相手のテンションに合わせたうなずきが大切です。1回のうなずきを深くしたり、一呼吸ではなく二呼吸おいてからじっくりとうなずくなど。変化をつけることにより説得力が強まり、「あなの言葉を理解しています」という安心感を与えることが出来ます。

 

 

<質問をする>

 

話している本人にとって「もっと話したいこと」に的を絞って質問する。質問の回答に対しても3Kで答えます。3Kを探すには、相手の持っている紙袋のロゴにいたるまで、よく観察することです。

 

 乾燥ハーブと古書
 ・ 人には「笑い」よりも「感動」を与えよう

私たちが社会で人とコミュニケーションを取っていく中で、面白いことを言って笑いを取る必要はありません。ユーモアは素晴らしいのですが、「いかに笑わせる」かより「どうしたら、この人は自分と一緒にいて心地いと思ってくれるのか」に集中したほうが相手の心を揺さぶる一言が見つかりやすいです。

 

その答えがユーモアであれば面白いことを言ってみましょう。ただ、人には色々なタイプが存在します。笑わせて欲しい人もいれば、静かで安定した空気を好む人もいます。

どういった状況や反応で目の前の人が満足するのかを考えて行きましょう。

 

「なぜこの人は○○に興味があるのだろう?」、「どんな思いでこの場所に来たのだろうか?」などといったことを考え会話をしてみましょう。

 

相手の心を揺さぶることに重きをおくことで、相手の心の奥にある感動のツボを刺激してあげられる人を目指していきましょう。

 

 洋書の見開き

 

・ 自分のコンセプトを言える人になる

 

誰かを必要としたり尊敬を感じたりするときに、私たちは相手の持つコンセプトを発見して判断していることが多いです。判断する際には、普段の会話や受けてきた影響を基にしています。ですから、普段の反応力の中に「私は~の分野で人から必要とされたい」といったコンセプトを持っておくことで、ピンポイントでそのコンセプトに魅力を感じる人たちから選ばれやすくなります。

 

「スッキリするまでとことん話を聞く○○」というようなコンセプトのキャラクター、あるいは「クレーム対応といえば○○」という社内でスキル的なコンセプトを持つことも一つです。

 

そしてコンセプトは自分の状況や立場、目的によって選べると良いです。仕事と家庭ではコンセプトが違って当たり前なのです。

 

もし「厳しさ」がコンセプトだとしたら、基準はなにか、理由や目的、厳しくする必要性を明確に整理できると良いです。そうすることにより、感情的になった時にコンセプトに基づいた厳しいアドバイスなのか、感情に翻弄された厳しい言葉なのか分かるからです。

 

またコンセプトを持つことにより話や生き方に一貫性が生まれます。この一貫性がぶれない人というイメージになり、頼れる人というイメージに変わっていきます。

 

ただそのコンセプトが一人よがりではなく、周囲の人にメリットがあるのかは考えないといけません。

 

 

1誰に対して 2コンセプト 3毎日必ずすること

 

誰に対して?は具体的に、コンセプト覚えやすく簡潔に、必ずやることは言葉や態度で徹底的に実行する約束ごとを考えます。

 

 

 

1誰に対して 2コンセプト      3毎日必ずすること

 お客様   健康的で知性がある    自分から先に元気な挨拶する

 

 

自分で続けていきやすいように、背伸びせず、自分にあったコンセプトを作り、実践してみましょう。

 

・ 感想

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 いかがだったでしょうか?

 

今回は一秒一秒の反応が「また会いたい」と思われる人には大切であり、一個一個の反応にも相手がどういうことを求めていそうかを考えて、意味を持った反応をできるかが重要だと感じました。

 

この二つを習慣として練習していけば魅力的な人間になれそうです。

 

 

それでは最後までお読み頂き、ありがとうございました。