5分で読める超人脈術 人脈を停滞させる5つの理由
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5分で読める超人脈術 人脈を停滞させる5つの理由
今回紹介させて頂くのは、メンタリストDaiGoさんの「超人脈術」から、人脈を停滞させる5つの理由です。
内容は以下の通りとなっています
紹介内容
1 生まれつきの魅力がなければ、人は集まらない
2 つながる人数が多ければ多いほど良い
3 人脈を築くのに時間や手間がかかる
4 内向的で口下手なタイプは人付き合いが苦手
5 人脈を広げても幸せになるとは限らない
この5つは実は誤りです。
この5つが誤りな理由を説明していきます。
1 生まれつきの魅力がなければ、人は集まらない
・ ネットワーキングに重要なのは、生まれつきの外向的性格や、人を惹きつけるような外見ではない
ネットワーキングに重要なのは、生まれつきの外向的性格や、人を惹きつけるような外見ではありません。
アメリカのペンシルベニア大学ウォートン校のアダム・グラント教授は多くの研究を行っています。そんな教授が行った研究の一つに、内向的なリーダーと外向的なリーダーのどちらが、チームに良い働きを行っているのかを調べたものがあります。
検証の結果、外向的リーダーよりも、内向的リーダーの方が良い結果を生んでいることが分かりました。
・ 内向的な人に足りない経験値はテクニックで補える
重要なのは、外向的、内向的だから悪いなど、どちらかに問題があるという視点ではなく、正しいテクニックを身に着けることで。
しかし、内向的な人ほどテクニックを身に付ける必要があります。なぜなら、内向的で人見知りのタイプは、圧倒的に経験値が不足しているからです。
テクニックを学ばないままコミュニケーションの舞台に立つと、人付き合いの苦手感を高めることになります。
不足している場数をテクニックで補いましょう。
以上のことから、ネットワーキングに重要なのは、生まれつきの外向的性格や、人を惹きつけるような外見でないことが分かります。
2 つながる人数が多ければ多いほど良い
・ 異業種交流会やイベントの参加回数は意味がない
アメリカのボストン大学の研究で、「業績の良い」社会人と「業績の悪い」社会人のネットワーキーングについて調べたものがあります。
結果として、異業種交流会や社内の飲み会に参加する頻度など、ネットワーキングを向上させる為に効果的と思われていた行動の多くが、成果と関係ないことが分かりました。
研究結果では参加回数よりも、そこで交わした会話やその後の関係性の維持の仕方が、仕事の業績に繋がって行くということでした。
業績を上げていた人達の共通点は3つです。
1 業績の良い新社会人は、出会った相手に多数の質問を行い、要望を引き出したうえで、自分が提供できるものを切り出す特徴がある。
2 業績の良い新社会人は、自分の部署のリーダーと強い関係を結ばず、特定のメンターを持たない傾向にあった。その代わりに、自分が所属する組織のオピニオンリーダー(オピニオンリーダーとは、集団の意思決定に関して、大きな影響を及ぼす人物)を探して、積極的に関わる傾向があった。
二つポイントがあります
① 上司との緊密すぎる関係性は、考え方のパターンや価値観が似てしまい、本人も成長を妨げる傾向がある。
② 特定のメンター(よき助言者)との関係
一方業績の良い新社会人たちは、部署の垣根や社内外の隔たりを超えて、成果を出しているオピニオンリーダーを捕まえ、積極的にコミュニケーションを取っていました。
しかし、オピニオンリーダーの考え方や技術をまるごと真似すのではなく、自分の環境に合わせてアップデートできることが理想です。
3 業績の良い新社会は、2~4年ごとにネットワーキングの手法を変える傾向がありました。初めに親密な同僚とのコネクションを築き、それにより作業量を18~24%減らすことに成功しています。そのあと、さらに彼らは会社から飛び出し、「同じ分野を持つが、畑の違う分野の人」と交流を持ちようになります。有能な人ほど、異分野の人間と交流を持つケースが多く、短期のメリットをあまり気にしません。
以上のことから、つながる人数が多ければ多いほど、良いわけではないことが伺えます
3 人脈を築くのに時間や手間がかかる
・ 「5分ルール」
「5分ルール」とは、次の条件を満たしたときにだけ、相手に対して行動を起こすようにします。
・ 何か相手のためになることをするチャンスが目の前にある。
・ それが5分以内でできることであればすぐにやる
すでに付き合いのある方、その日出会った方でも、「この人のために出来ることがある」と感じたら、それが5分以内に終わるのかチェックします。可能だと感じたら、すぐに行動に出ましょう。
ポイントは条件が揃ったら、すぐ行動することです
以上のことから、人脈築くのに時間や手間をかけない方法が分かります。
4 内向的で口下手なタイプは人付き合いが苦手
・ 初対面さえ気を付れば、そのあとは内向的のほうが有利
内向的な人は、社交スキルが低い低いわけではなく、相手の感情を読み取る能力が高いのです。しかし、経験値の低さや、社交への苦手意識が原因となって、持ち前のコミュニケーションを発揮できなくなっているのです。
こうした、不安への対策を講じることで、こうした壁はやすやすと乗り越えることが出来ます。
以上のことから、不安への対策を応じることで、内向的な人付き合いを克服出来ることが分かりました。
5 人脈を広げても幸せになるとは限らない
カナダのトロント大学が行った研究から、ある答えが導き出されました
・損得関係を持ち、自分が得られるメリットだけを求めて行う人脈づくりは、メンタルに悪影響を及ぼす恐れがある
・仕事のための人脈作りでも、お互いにメリットのある関係を模索すること
つまり、仕事上の人間関係だとしても、中期的な人間関係を結びたいのなら、提供できるメリットを考え、フラットな付き合いになるように念頭に置いておくことです。
職場に友達が3人いると、人生の満足度は96%上昇するといわれています。さらに職場に気心のしれた友達がいるだけで、モチベーションが大きく上昇し、生産性が高まるというデータも出ています。
対人関係を変えることがそのまま、あなたの幸せに直結するといえます。
以上のことから良い人脈を得ることで、幸せにつながることが分かりました。
下記リンクは安田正さんの「超一流の雑談力」から、雑談のテクニックについて書いた記事です。
よろしければお読みいただけると幸いです。
最後までお読み頂き、本当にありがとうございました。