超一流の雑談力 思わず心を許してしまう聞き方
ご訪問頂きありがとうございます。
今回は安田正さんの「超一流の雑談力」から、思わず心を許してしまう聞き方を紹介させて頂きます。
僕自身コミュニケーション能力が高くないのですが、特に雑談って話す目的がないので難しいなと感じていました。
そんな時、「超一流の雑談力」というタイトルを見つけ、購入しました(笑)
本日の紹介内容は以下の通りとなっています。
・ 紹介内容
1 相手の共感を生むうなずき方
2 雑談でしてはいけない質問
3 連想ゲームのように会話をつなぐ
1 相手の共感を生むうなずき方
・ 聞いているのか、聞いていないのか分からない答えはNG
・ 「あー、なるほどですね」
・ 「そうですね」
人と人がコミュニケーションを取る際によく聞く言葉ですが、このような相槌はできる限り避けてください。相手によっては不快感を与えてしまいます。
・ あいづちの「さしすせそ」
・ 「さ=さすがですね」
・ 「し=知らなかったです」
・ 「す=素敵ですね」
・ 「せ=センスが良いですね」
・ 「そ=それはすごいですね」
もちろんこれにならう必要はありませんが、共通するのは「相手の話に価値がある」というリアクションを取ることです。
何よりも大切なことはしっかり話しを聞いて、言葉や動きに感情を込めることです。「あぁ、この人はちゃんと話を聞いてくれている」と相手に感じてもらうことがゴールになります。
しかし、「すごいですね」も冷めたトーンで言ってしまうと、途端に皮肉めいた響きに変わってしまいます。深く納得している、相手の言葉を理解している、という姿勢が大切なのです。
ですので、相手の顔をきちんと見ながら話すことも大切です。
2 雑談でしてはいけない質問
・ なぜですかは愚問
上手い質問はケースバイケースの場合が多いですが、下手な質問には分かりやすい決まりがあります。
その一つが「なぜ?」と、理由を取る質問です。
理由を聞くのがなぜ良くないのかというと、会話の流れが止まってしまう恐れがあるからです。
「なぜか?」を考えるのは人間にとって大きな負担になります。さらに、その質問に答える能力が相手にないと、当然ながら相手も困ってしまいます。
また、もう一つの理由として、「なぜ」という言葉そのものが持つニュアンスに圧迫感が存在します。
ただし、教養レベルの高い相手、その分野に詳しい人には、理由を聞いてみるのもありでしょう。相手を見ながら質問のレベルを使い分けます。
3 連想ゲームのように会話をつなぐ
・ 会話を広げるための連想とオウム返し
・ 連想
雑談を上手く広げていくためのコツは、連想ゲームのようにして、会話をつなげていくことです。大切なのは、会話に出たキーワードで思考をストップさせず、このキーワードをもとに、どう会話を連想させるかです。
・ オウム返し
では、相手の話題がこちらの知らないキーワードだったり、詳しくない分野の話だったらどうすれば良いのでしょうか?
こういう際に使えるテクニックが「オウム返し」です。その名の通り相手の言葉と同じ言葉を繰り返すのです。
例
「この前、マラソンの大会にでたんですよ」
「えっ、大会に出られたんですか?」
というような受け答えも悪くないのですが、100点ではありません。
オウム返しのポイントは、質問形式で返すなどして、話が広がりそうな言葉を付け加えることです。
例
「この前、マラソンの大会にでたんですよ」
「えっ、大会に出られたんですか、フルマラソンですか?」
というような具合です。
オウム返しを行うことにより相手がより詳細な内容を説明してくれたり、オウム返しをしている数秒の間に、何か会話が広がるような質問を考えることが出来るので、とても使えるテクニックです。
・ まとめ
本日の紹介内容は以下の通りでした。
1 相手の共感を生むうなずき方
2 雑談でしてはいけない質問
3 連想ゲームのように会話をつなぐ
1ではあいづちの「さしすせそ」、2では「なぜ」という質問はNG、3ではオウム返しなどを紹介しました。
個人的には3が一番やりやすいし、会話が続くと思います。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。