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読書について

ビブリア古書堂の事件手帖 小説 感想

「洋書の本棚」の写真

 

こんにちわ!

 

今回は「ビブリア古書堂の事件手帖」を紹介させて頂きます。

 

・ 紹介内容

 

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・ あらすじ

・ キャラクター紹介

・ 内容

・ オススメポイント

 

・ あらすじ

 

ポイズンボトルの写真

 

 

 内定先の企業が潰れてしまい、改めて就職活動を行っている五浦大輔。母親が亡くなった祖母の遺品整理を行っていると、夏目漱石のサインが書かれている古書を発見する。その本を鑑定してもらう為に赴いたビブリア古書堂で並大抵ではない古書の知識を持つ女性篠川栞子と出会う。

 ひょんなことから出会った栞子と大輔の2人が古書にまつわる謎と秘密を解き明かしていくストーリーとなっています。

 

 

・ キャラクター紹介

 

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・五浦大輔

 幼少時代は本が大好きであったが、祖母の書斎に無断で入り込み古書を読もうとしたところ、祖母から凄い形相で怒られ叩かれた。その事件以降活字を読むことが出来なくなり、本を読みたい気持ちがあるが、読めなくなってしまった。第二話以降ビブリア古書堂の店員になるのですが、本が読みたいのに読めない大輔と正反対に本が大好きな栞子。本が読めない大輔にかわり栞子が本の話をしてくれるということが働くきっかけとなっています。

 

・篠川栞子

 ビブリア古書堂の店長である女性。とにかく本が大好きな本の虫であり、本の話ならいくらでも出来る。しかし、極度の人見知りでもあり、本以外の話になると人見知りが発動してしまう。

 この物語の探偵的なポジションであり、並大抵ではない古書への知識や本に対して情熱を燃やす彼女のもとに持ち込まれるいわくつきの古書達。栞子がその古書にまつわる秘密をつぎつぎと解き明かして行く。

 

 

・ 内容

 

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ビブリア古書堂の事件手帖」は古書にまつわる謎と秘密を解き明かしていく短編集です。主なストーリーは以下のようになっております。

 

・ 第一話 夏目漱石漱石全集・親書版」(岩波文庫

・ 第二話 小山清「落穂拾ひ・聖アンデルセン」(新潮文庫

・ 第三話 ヴィノグラードフ クジミン「倫理学入門」(青木文庫)

・ 第四話 太宰治「晩年」(砂子屋書房

 

              (ここでは各話のあらすじを書かせていただきます。)

 

・ 第一話 夏目漱石漱石全集・親書版」(岩波文庫

 

五浦大輔の母親が祖母の遺品の中から見つけたサイン入りの古書。その古書が購入されたビブリア古書堂に出向いた大輔は、古書堂の店長である篠川栞子と出会う。そこで、栞子からその古書に不可解なことがあると聞き、栞子と古書に隠された謎を解明していく。

 

 

・ 第二話 小山清「落穂拾ひ・聖アンデルセン」(新潮文庫

 

 ある日ビブリア古書堂にやってきた常連客である志田というせどり屋から相談をされた大輔。志田の相談というのが大切にしている「落穂拾ひ・聖アンデルセン」という古書が盗まれたということだった。

 待ち合わせ場所まで自転車に乗って向かっていた志田はお手洗いに行きたくなり、お寺の前に自転車を止めた。志田がお手洗いに向かう最中に自転車の倒れる音がしたため振り返ると、十六、七歳の若い女の子が自転車にぶつかり倒れており、自分の落とした袋の中身を確認していました。そして、志田がお手洗いから戻ってくると「落穂拾ひ・聖アンデルセン」が無くなっていました。

 志田がお手洗いに向かっている間に少女が本を盗んでいったと考える大輔と栞子。なぜその少女は古書を盗む必要があったのか?という謎を解き明かす。

 

 

・ 第三話 ヴィノグラードフ クジミン「倫理学入門」(青木文庫)

 

 ある日、スーツを着た五十代の男性が古書の査定に訪れた。その男が査定したい古書が「倫理学入門」なのだが、1時間後にその男の妻をなのる女性から電話がかかってくる。その内容は夫が売ろうとしている古書を売らないで欲しいというものだった。

 その後、聞いた妻の話では「倫理学入門」という古書は夫が昔から大切にしていた本であり、それを売却しようとすることはおかしいということだった。

 さらにその男が持ってきた古書には私本閲読許可証という刑務所で服役中の人に家族などが差し入れた本で、刑務官の検閲を通ったという印が書かれていた。なぜ男が古書を売ろうとしているのか、その古書に隠された謎を解き明かす。

 

 

・ 第四話 太宰治「晩年」(砂子屋書房

  第四話では栞子が大輔に隠していたことについて描かれています。そして、太宰府「晩年」の初版をめぐる謎を解き明かすお話です。

 第四話についてはあらすじを書くとネタバレが多くなってしまう為、ここで文章を終わらせていただきます。

 

 

 

・ オススメポイント

 

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・各話のタイトルで登場する古書の内容がされているため、ミステリを楽しみながら古書について知ることが出来ます。僕もう読みながら「あ、この作品読んでみたいな!」という気になる古書が出てきました。

 

・短編種なのでサクサクと読むことが出来ます。その為、普段推理小説を読まない人にオススメです。僕は普段推理小説を読まないのですが、テンポ良く謎が解けていく爽快感にはまってしまい、「ビブリア古書堂の事件手帖」を読んだ後、すぐに別の推理小説も読んでしまいました

 

・作中に登場する栞子さんが凄くかわいい所もオススメポイントです。表紙ではクールでミステリアスな雰囲気を放っていた美人さんですが、実際にはかわいい一面が多数うあり、この人にお願いされたらなんでも聞いちゃうなって感じです(笑)。しかも古書に詳しく、色々な古書の話を聞くことが出来ます。

・ 感想

 

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 ブックオフでまとめ買いをしている際に、以前参加した読書会でオススメされていた「ビブリア古書堂の事件手帖」を発見した。僕自身読んだことは無かったが、以前から知っていた人気作でもあり読んでみたいと思ったている作品でもあった。ということでブックオフに置いてあった1~3巻を購入しました(笑)。

 

 このお話はビブリア古書堂の店長である栞子さんが古書にまつわる謎と秘密をサクサク解いていくストーリーです。最初の謎を持ってくるのは主人公の大輔なのですが、予想していたよりも大きい秘密が暴かれます。作中で大輔は秘密に対して、気にしつつも流しているのですが、僕ならもっと気になってしまうなと思いました。

 

 大輔は内定先の企業が潰れてしまい就活を行っています。絶賛僕も就活中なのですが、コロナの影響で内定が取り消しにならないか冷や冷やしてます(笑)。もしも内定が取り消しになったら、美人なお姉さんが店長をやっている古書店で働きたいですw

 

 

                      それでは今回はこれにて失礼します!

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました(*- -)(*_ _)ペコリ