体で聴く ボディ・リスニング
体で聴く ボディ・リスニング
こんにちわ!
ご訪問頂きありがとうございます。
今回紹介させて頂くのは、イノベーションクラブ著「聴く力」からボディ・リスニングについてを紹介する記事です。
紹介する内容は以下の通りとなっております。
紹介内容
・ボディ・リスニング
・ボディ・リスニングの為に実践してほしい3つのこと
・ボディ・リスニングが身に付くシンプルな仕掛け
・ボディ・リスニング
態度、姿勢、視線など体を使い視覚的に「聴いていますよ」と伝えることで相手の好意を得て、話しやすくなってもらう聴き方のことを言います。
・ボディ・リスニングの為に実践してほしい3つのこと
①相手の方を向く
②うなずく
③メモを書く
・相手の方を向いて、目を見ながら聴く
一つめの相手の方を向くですが、聴いている時に相手の方を向いていないと相手が話したくなくなります。
・うなずきは相手を発言しやすくするのに効果絶大
相手が話している際にうなずきを行わないと、話を聴いているのか、話し手は不安になってしまいます。逆に聴いているときにうなずくことで相手は話しやすくなります。
またアメリカの心理学者が行った実験により、うなずきは相手への承認を示し、相手をのせて発言を増やす効果があると判明しています。
・メモを書くことで相手に伝わるメッセージ
話しを聴いている際にメモを書いていることで熱心な印象を与えることが出来ます。またメモを書くことで話してに熱心さが伝わります。その為、話し手も「もっと話してあげよう」と気持ちが乗ってきます。
・ボディ・リスニングが身に付くシンプルな仕掛け
①ポジなな
ポジななとは「ポジションはななめ」の略称です。そしてイスに座って話す際に、相手のややななめ向かいにポジションを取ることをいいます。真正面に座り会話をしようとすると緊張感が生まれますが、ななめならば自然と会話を行うことが出来ます。これがポジななの効果です。
真正面に座ることは、心理学的に「対立の関係」と言われています。その為、話を聞こうとする際に、相手の真正面に座ると気づまりや緊張感を生んでしまいます。
そのため、ややななめに座ることで「対立の関係を避けることが出来ます。相手を必要以上に意識することなく、自然に会話できるポジションです。
また下記リンクの記事で紹介したハート・リスニングの聴くモードスイッチにもなります。
②へそぎき
へそぎきは相手に対して顔だけ向けるのではなく、体ごと向けて話すことを指します。1対1の場合であれば自然にへそぎきを行っていますが、話し手が複数だとそうは行きません。そのような時はへそを動かして相手を向かないと、「体で聴く」ことが出来ません。
話し手が複数人いる場合ではつい「顔だけ向けて話を聴いて」しまいます。しかし、顔だけを向けるより体ごと相手を向いている方が、「話を聴いていますよ」というアピールになり好感をもってもらえます。
ですので相手が複数の場合は、話を聴く相手に「へそ」を向けてもらいましょう。
③ペーシング
ペーシングとは「相手に合わせる、歩調を合わせる、ペースを合わせる」という意味になります。そしてペーシングには「ミラーリング」と「チューニング」の2つが含まれます。
①ミラーリング→ボディランゲージを合わせる技術
②チューニング→感情を合わせる
この二つについて説明していきます
ミラーリングとは相手の「顔や手、足などの体のパーツの動き」に「自分の動き」を合わせることを言います。ここで具体例を挙げていきます。
例
手→ 手を組む、手を出す、手に顔をあてる、水を飲む
足→ 足を組む、足を伸ばす
体→胸を張る、身を乗り出す
顔→目を細める、笑顔になる
上記の例がミラーリングに当てはまります。しかし、あまりにも露骨に行うと逆効果になってしまいます。
②チューニング
チューニングとは相手に感情を合わせることです。相手が暗い表情で相談を求めてきたら、こちらも暗いトーンで合わせます。明るいトーンで話しかけられれば、明るいトーンで返します。
聴き手が話し手とトーンを合わせることで、話し手が話しやすいと感じてくれます。
最後までお読みいただきありがとうございました。